今回紹介するのは2014年9月5日から開催されるIFA 2014に先立って行われたプレスカンファレンスでソニーが発表した Xperia Z3 です。今回のプレスカンファレンスで発表されたスマホは二種類あり、Xperia Z3 はその中のハイエンドモデルとして発売されます。その Xperia Z3 の特徴などを多数の写真とともにまとめてみたのでぜひ、ご覧ください。
Xperia Z3 スペック
カラー |
ブラック シルバーグリーン カッパー ホワイト |
寸法 | 146.5×72×7.3mm |
重量 | 152g |
ディスプレイ | 5.2インチ 1920×1080 |
OS | Android 4.4 |
CPU | Snapdragon 801 2.5GHz クアッドコア |
RAM | 3GB |
ROM | 16GB |
バッテリー容量 | 3100mAh |
リアカメラ | 2070万画素 |
フロントカメラ | 202万画素 |
microSD | 最大128GB |
防水・防塵 | ○ |
Xperia Z3 は Xperia Z2 よりも0.9mm薄くなりました。CPUもより性能の良いものに変えられ、よりサクサクした使用感をユーザーに提供できるようになっています。バッテリー容量は100mAh少なくなりましたが、CPUの改善など本体の消費電力の低減により電池の持ち時間は1.4日間から2日間に伸びています。更に、防水性能と防塵性能もより強力なものになっていて、大切なスマホをしっかり守ってくれます。
Xperia Z3 の魅力とは何か
Xperia Z3 の性能は一見するとカメラの画素数以外にこれと言ってずば抜けたものがなく、「じゃあ写真にこだわらない人にはあまり向かないの?」と思うかもしれません。しかし、Xperia Z3 の最大の特徴はカメラではなく、性能に穴が無いバランスの取れた製品であると言うところにあります。必要な機能はすべてそろっていて、そして電源ボタンの位置など細かな設計にまでこだわっています。ここまで洗練されたデザインと機能を兼ね備えたスマホがあるでしょうか?いや、ないでしょう。特にこの Xperia 独特の電源ボタンの位置はとても使いやすくて、なぜ他社もスマホの横に電源ボタンを持ってこないのかが不思議です。
しかし、今回発表された Xperia Z3 は Xperia Z2 と比べてそこまでスペックに進化が無いのも事実です。カメラの性能も同じで、ディスプレイの画素数も同じです。劇的に変わったことと言えば厚さが約11%も薄くなったことと電池の持続時間が40%伸びたことでしょう。確かにこの伸びはすごいかもしれませんが、やはり他社のスマホと差別化を図れるほど驚異的な進化ではありません。ですが、Xperia Z3 には一つ今までの Xperia シリーズには無かったゲーム好きのユーザーにはうれしい機能があります。
Xperia Z3 のキラーコンテンツ - PS4リモートプレイ
Xperia Z3 に追加された今までの Xperia シリーズに無かった機能がPS4 リモートプレイです。同じWiFi回線無いのPS4のディスプレイとして Xperia Z3 を使用することができます。Xperia Z3 にはデジタルノイズキャンセリング機能があるので、ノイズキャンセリング対応イヤフォンを使ってゲームをプレイしたらソニーの超高音質テクノロジーでゲームの世界に引き込まれること間違いなし。家のどこにいてもPS4がプレイできるので、テレビの前に座りっぱなしで疲れることもありません。寝ながら上を向いてのプレイなんていうこともできてしまいます。
このPS4リモートプレイは今までPSVITAしか対応しているデバイスがなかったので、今回この Xperia Z3 の参入によって多くのゲーマーをXperia ファンとして定着させるのがソニーの狙いです。Xperia Z3 は日本でXperiaシリーズ初となる大手三社での発売が決定しただけでなく、欧米でもその販売台数を増やすことが計画されています。これを気に日本のスマホブランドが世界に認められると日本のメーカー再生にもつながり、再び日本が技術大国として世界に認識される日がくることを祈ります。
▼おしゃれなXperia Z3紹介動画 【英語】
今回はまだ発表されたばかりの Xperia Z3 を紹介してきましたが、いかがでしたか?全体的にとてもバランスの取れたスペックを持っていて、PS4 リモートというアツい機能を備えた一台でしたね。Xperia シリーズはメイドインジャパンで唯一世界でも売れているスマホなので、これからももっともっとがんばってほしいですよね。
コメントをお書きください